浪江高校野球部が……一時、休部となります。。。(涙)

※ 7月14日(土)の夕方ぶんです!

白河の天狗山球場で光南vs安積黎明の試合を見た後、高速で2時間ちょいかけて、いわき市のいわきグリーンスタジアムに移動して来ました!

昨年、ここ、いわきグリーンスタジアムは自衛隊の宿営地になっていました。ここからいわき市内の被災地に出動する基地だったんです。いわきのために頑張ってくれてる自衛隊さんに差し入れをしに何度かここに来たのですが、戦車のようなあの大きな車がたくさん球場外にあって、とても物々しい雰囲気でした。

でも、、、今年は野球ができてます!!! なんだか、涙が出ちゃうっ



そして今日のこの球場の3試合目は浪江高校vs修明高校。浪江高校は原発のすぐ近くの学校。部員の半数は転校し、残った選手たちは、サテライト先の安達高校や、その近くの公園などで練習してきました。

昨年の3年生が卒業し、部員は、わずか10人。5月までは9人でしたが3年生部員が一人加わって10人になりました。全員3年生なので、この大会で負けてしまうと、部員はいなくなります。浪江高校野球部はなくなってしまいます。原発問題が収まり、浪江町に戻れない限り、浪江高校の復活はないのです。悲しいけど。。。

そんな浪江は、さっきまで負けてましたが、スタンドで学校の仲間、OBが応援する中、7回に逆転しました!! 部員が10人しかいないので、ケガ人が出ないで最後まで戦えることを祈りつつ、終盤を見守りたいと思います!

このままいくと、浪江高校の夏は、浪江高校の歴史は、まだ続いていきます!!!

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残念ながら…浪江高校は、8回裏に5失点してしまい、逆転負けを喫しました。やはり10人で戦うのはきつかったですね。いや、人数のせいにはしたくないけど……

この敗戦で、浪江高校野球部は、今日で、一時休部となります。本当に残念ですが。。。

でも、キャプテンの加藤くんも、「泣くのは勝ったとき、勝って泣こう!ってみんなで話してたんです。今日は負けたので泣きません」、エースの大友くんも「やることはやってきので悔いはありません! みんなでやろうといったことはできたから…」と笑顔でした。笑顔の選手をみて、こっちが逆に涙しそうでした。

試合の中で浪江高校がやっていたことの中で、2つすんごく感動したことがあります。それは、、、長くなりそうなのであとで入れますっ

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さっきも書いたけど、福島原発の影響で、部員の多くが転校し、新入部員も入って来ず、浪江高校野球部は、本日の惜敗を持って、一時休部となりました。原発が収まり、みんなが浪江町に帰り、浪江で生活できるようにならなければ、復活はありません。それがいつになるか分からないから辛いです。

今日、力投したエースの大友裕太くんも、あの日以来、一度も家に帰っていません。今は、本宮で父と2人暮らし。母と弟は埼玉で暮らしており、一緒に暮らせていません。今日は、お母さんが埼玉から応援に来てくれていて、「お母さんにいいところを見せたかった!」と8回途中まで投げ続けました。「勝てなかったけど、7回までは接戦もできたし…悔いはありません」とまっすぐ前を向いて話してくれました。

試合後、保護者にまず紺野監督が「応援ありがとうございました!」と挨拶。その後、キャプテンが代表して何か保護者に言うのかな…と思ったら、そうではなくて、紺野監督が「一人一人、親にしっかり挨拶してこい!」と。

選手たちは自分の親のもとに歩いていき、そして、みな「ありがとう! 生活も大変な中、最後まで野球をやらせてくれてありがとう!」とお礼を言っていました。それに対して「最後まで頑張って続けてくれてありがとう」と息子に言う母。。。こどもにお礼を言われ、照れ隠しか下を向いたまんまの親も(^-^)

高校野球をやるということは、普通の状況であっても大変です。この浪江高校の10組の親子は、震災で避難生活をしながら高校野球を続けてきました。並大抵のことではなかったと思います。でも、最後までやりきれたのは、親は子を思い、子は親に感謝しながら歩んできたからこそ。この時も、しっかりと選手たちが親に感謝の言葉を述べていたことに感動しました。

写真の中心よりちょっと右にいるお母さん、泣いているのがわかると思います。この前も、この後もずっと泣いておられました。もらい泣きしちゃいました。。。

この後、紺野監督の「じゃぁ……帰るか!!」 の声に、選手たちは「はい!!(^-^)」と元気に返事。球場を後にしようとしたところへ、OBたち(?)がやってきて、「胴上げだ~監督胴上げ~!!」と紺野監督を胴上げ!続いて斎藤部長を胴上げ! これまた感動シーンでした。

あちゃー足しか写っておらん!!(汗っ)

 

 

 

 

 

 

浪江高校の関係者の皆さん、本当に本当にお疲れさまでした!!! 

※ 試合の写真、挨拶してる写真などはのちほどっ お待ちを!

浪江高校の選手たちは、苦しいことから顔をそむけず、辛いことも真正面から受け止め、それを逆に力に換えているように感じました。みんなしっかり会話のできる高校生。これから先が楽しみです! 

応援してくださった皆さんに「ありがとうございました!」とお伝えください、と、彼らが言ってました。なんか、感動しました。

彼らのその後をまた報告させていただきます!