今も大変な状況下で練習するいわき市の豊間中にマシーンを……

※9月15日ぶん 

この写真、私の実家から車で10分ほどのところにある福島県いわき市の豊間中学校です。東日本大震災の津波によって、全部流されてしまいました。
震災直後の4月にも見に行きましたが、この写真は、今年正月に実家に帰ったとき、小僧と女神にも見せておきたいと思い連れて行ったときのものです。正月の時点で、震災から9か月以上たっているのに、まだこの状態。子供たちも、言葉を無くしていました。
 
子供ら、ちょっとしてから目の前にあるものが学校のプールだと気付いたんですね。「これ、飛び込み台じゃん・・・」 その後も、「これ、上履き」「教科書がある」「これ、椅子だよね…」と。自分の学校に普通にあるものが土に埋まっていることにショックを受けたり、学校にあるわけないようなものが、学校に山積みになっていることに、ことの重大さを感じたようです。
 
この豊間中の生徒たちの多くが、学校だけではなく、家も無くしてしまいました。身内を亡くしてしまった生徒もたくさんいます。避難生活をしている体育館も訪ねましたが……とても悲しかったです。野球部の選手くんももちろんいました。全部なくしてしまった選手くんには、“ママ記者野球基金”から、グローブも、スパイクも、ユニホームも、ストッキングも、ベルトも全部そろえて渡しました。泣いて喜んでくれたお母さんもいました。
 
震災から数か月後、野球部は近隣の豊間小学校の校庭を借りて練習を再開。その後も、必要なものが出てくるたび支援をさせていただき、野球部の選手くんたちを応援してきました。私にとっては身内同然の野球部です。
 
で、最近、人づてに「豊間中、人数も少なくて練習もちゃんとできなくてね… マシーンがあればバッティング練習だけでも存分にできるんだけどなぁ」という声が聞こえてきたので、すぐに監督に電話しました。「いろんなものを失ってしまった彼らに、せめて野球を思い切りやらせてあげたいという思いだけですね。マシーンがあったらフリーバッティングもできるんですが…流されてしまったし」 その監督の話を聞き、「こういうときのための“ママ記者野球基金”だ!」と思いました。「中古でいいんです」とおっしゃるのであちこち当たって中古を探してみましたが、まだまだ使えて希望の型をの中古品を探す方が大変(>_<) どこか故障しているものだと直す方にお金がかかってしまうし、使い古しだといつまで使えるかわからない。遠方だと運搬費でお金がかかってしまう。。。ということで、いつも儲けなしで野球道具を提供してくださるメーカーさんにかけあって新品をお送りすることにしました。今後ずっと使っていくものだし、メンテナンスもしっかりしているし、やっぱり新品の方がいいですよね!
 
ということで、今日の時点で、監督とどのマシーンにするかの打ち合わせも済み、メーカーさんに発注も済みました。あとは届くのを待つだけです。今、秋季大会に向けて練習に励んでいるという豊間中野球部。早く思う存分バッティング練習をして大会に備えてほしいなと思います。それが届く日には、またジージ(私の父)に豊間中に行ってもらい、写真を撮ってきてもらおうと思います! ジージ、よろしく(^o^)丿 そして、ママ記者野球基金にご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました!! 
 
※豊間中野球部を訪ねたときのことなどを書いた日のブログです。→ http://www.mamakisya.info/archives/2797
 
 
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こちらはコメントです!
 
★頑張れ!!!
☆ママ記者より→ありがとございます!
 
★感動しました!野球ができることは、当たり前ではないということ…野球ができることがいかに素晴らしいことか、うちの部員に伝えたいと思います。
☆ママ記者より→ぜひ伝えてください! 同じ中学生です、いかに当たり前に野球ができることが恵まれているかを知っていただきたいです!
 
★お父様に去年の暮れお会いしたとき、この話を聞いて感動しました。新聞でも知っていましたが、瀬川さんだとの認識がなかったのです。豊間中の野球部3年(当時)には、私の塾の塾生もおりました。今もなお支援を続けられていることに敬意を表します。
☆まずはいわき市、次に浜通り、福島全域、そして宮城や岩手…少しずつ支援の幅を広げてきました。が、私の中ではやはり生まれ故郷のいわき市の方々の力になりたいです。家族…といったら大げさかもしれませんが、他人には思えません。家族なら途中で見捨てたり裏切ったりしませんよね。これからも細々とかもしれませんが頑張ってまいります。渡辺さんのお知り合いで震災により困難な生活を強いられている方がいましたらお知らせくださいね!
 
★震災から早1年半。被災地はまだまだ復興してません。政治でごたごたしていないでもっと早く被災地を助けてください。ごたごたしている間でも議員さんには1日かなりのお給料が支給されてしまうのですから。
☆おっしゃるとおりです。国、行政は行動が遅い。もたもたしている間に被災地の子供たちの青春時代が通り過ぎてしまいます。早く動かなきゃ!です。
 
★僕の勤務する学校が、立ち入り禁止で自宅待機だった4月から、中央台東小学校に代替勤務で避難所運営をやりました。
そこにいた、お兄ちゃんが野球部で弟がソフトスポ少の兄弟に、僕も野球絶対続けて欲しくて使っていたアンダーアーマーの革手とかあげた。
全部流されて命だけ助かった球児だったからね。
☆震災後、いろんなところで助け合いがあったよね! 近々いわき行くのでまた聞かせてください。また、まだ身近に大変な思いをしている野球少年や高校球児などいたら教えてね!
 
★豊間中とその海岸沿いを通りました。津波の威力を目の当たりにして生徒も考えるものがあったようです。夏もがれきは積み上がっていました。野球ができることに感謝し、指導者としても身が引き締まる思いです。
☆ママ記者より→被災した方には申し訳ない…という気持ちもあるけれど、でも、見せないと感じないということもあるよね。聞くだけとか、何かで読んだだけではね…… これからも心に響く指導をぜひぜひよろしくお願いします!!
 
★一つ瀬川さんにお詫びしなければならないことを、引きずってました。ママ基金が開設当初、硬式野球ではバット、ボールは野球規定がありますから硬式用でないとダメでしょうが、グラブに関しては硬式用でなくとも軟式用でも問題ないはず。だから、まだママ基金が始まったばかりで資金もそんなにないはずだから、グラブは軟式用でいいのではと提言した事があります。それから裏で二人でやり・・・もっと見る
☆ママ記者より→頑固者ですみません(笑) でも、硬式の子には軟式用ではなくて、ちゃんとした硬式用で、それも中古のボロボロのものではなく新品を中心にお渡し・・・もっと見る
 
★稲葉選手の招待の話とか本当に”いいな~日本人て”と思います。ママ基金も同じ思いを抱かせます。震災から1年半以上たっても現地では、まだまだ辛いことが沢山あるのでしょうが、一日も早く”ママ基金を無事、これで終了します”とのコメントを見たいと願ってます。まだまだ遙か先の話でしょうが、、、。