最近、帝京高校を取材する機会を度々いただいています。
帝京高校といえば、私が中学、高校のころからとっても強くて、あの、縦縞のユニフォームとガッチリした体をみてるだけでドキドキワクワクしたものです。今、帝京のコーチをされている小林昭則さんがエースで甲子園で準優勝したときなんて、メッチャ夢中になって観ていました〜。
その帝京を率いる前田三夫監督といったら、甲子園優勝3回の名将!憧れていながらも、天の上のさらに上にいるようなお方で、近寄りがたいなーと思っていたのですが、実際はそんなことないんです!! 私みたいな者とも気さくに話しをしてくださるし、そのお話も楽しいし(^-^) 電話をさせていただくと、「お〜瀬川さん!」と名前で呼んでくださるのもうれしいです。
今日は、近々発売される雑誌(中学野球小僧)に前田監督のインタビューを載せるので、その件でお電話したのですが、その話もそこそこに、昨日まで行っていた修学旅行の話しをしてくださいました(*^^*)
文武両道のクラス(文系コースだったかな?)の生徒たちを引率したそうですが、行き先が面白い!! 名所めぐりではなくて、スポーツに携わる仕事をするかもしれない生徒たちが将来役立つようにと、神戸にあるアシックスの工場を見学したり、鹿児島にある国立鹿屋体育大学の施設を見学したり、宮崎のスポーツ施設でゴルフや波乗り体験をしたり……そんな盛りだくさんの修学旅行だったそうなのです。
「前田さんも波乗りされたんですか?」に、「いや〜波乗りはしなかったけどね、1時間ぐらい泳いできましたよ〜」とのこと。その後、「そうだなぁ、生徒と一緒に波乗りもやってくればよかったな〜」と話しておられました。ちなみに、今年のエースで、すでに来秋のドラフト候補といわれる大田阿斗里くんたち、野球部のメンバーもいろいろチャレンジしていたそうです(^-^)
前田監督は、学校では男子にも女子にも(特に女子生徒に!)人気がある地理の先生(^-^) 野球の練習や試合ではそりゃ〜とっても厳しいですけど、選手一人一人のことを本当によく考えたり思ったりしてくれる方です。
先日の取材のときには、「小さい子がね、野球のユニフォームをきて、バットを立てていれたリュックを背負ってる姿なんてみるとたまらなくかわいくてね、『頑張るんだぞ!』ってついつい頭をなでたくなるんですよ」って話していました。野球が心から大好きでいらっしゃる前田監督さん、野球をする子を心から応援してくれている前田監督さん、今後も末永く私たちを楽しませていってほしいと思います! とりあえずは、来春のセンバツ、そこで4度目の全国制覇なるかに期待したいと思います!
▲2006年秋の東京都大会準々決勝、対創価戦4番・中村晃選手がホームランを打ったときの一枚。
左端に前田監督さんが見えます!
▲同じく準々決勝の創価戦で、選手たちに指示を与える前田監督。
この試合、中村晃選手のホームランのほか、1年生・杉谷拳士くんのタイムリー三塁打などで5得点。投げては大田阿斗里くんが見事なピッチングで5対0の完封勝ちでした!